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アートメイクを長持ちさせるコツ

理想の形や色で入れたアートメイク。できることならキレイな状態で長く保ちたいものです。アートメイクは一度入れると完全に消えることはありませんが、どうしても時間の経過とともに色が落ちて、薄くなってしまいます。
リタッチで色や形を復活させることはできますが、できるだけ長持ちするように日頃からケアしたいですよね。ここでは、自宅でできるアートメイクを長持ちさせるための方法をご紹介します。

施術したアートメイクが崩れる理由

アートメイクはタトゥーと同じように皮膚に色素を入れていくものです。しかし、皮膚の深いところまで色素を入れるタトゥーとは違って、アートメイクは浅いところまでしか入れません。

そのため、ターンオーバーにより少しずつ皮膚と一緒に色素が落ちていってしまいます。アートメイクが完全に消えることはあまりありませんが、2~3年で薄くなることがほとんどです。全体的に薄くなっていくこともあれば、色ムラになってしまうこともあります。




アートメイクを長持ちさせるコツ

アートメイクをできるだけ長持ちさせるには、次の3つのコツを実践することが大切です。


コツ① ダウンタイム中は安静を心がける

アートメイクのダウンタイムは基本的に施術から1週間。この1週間をどう過ごすかで色素の持ちが大きく変わります。ダウンタイム中は色素が排出されやすい時期なので、激しい運動やサウナなど、代謝が上がるようなことをするのは避けましょう。

代謝を上げると、ターンオーバーが促進されて色素が落ちやすくなってしまうのです。湯船につかるのも代謝の促進につながるので、施術後1週間はシャワーで済ませましょう。


コツ② 施術部位を保護する

アートメイクは微細な針を皮膚に刺して色を入れていきます。そのため施術後のお肌は、細かな傷がたくさんある状態です。お肌がとても敏感な状態になっているので、施術後1週間ほどはワセリンで保護してあげてください。保護することでお肌を守り、回復を早められます。またワセリンを塗ることで、色素が流出するのを防ぐことも可能です。


コツ③ 刺激を与えないようにする

紫外線にあたると、日焼けした皮膚を排出するためにターンオーバーが盛んになります。ダウンタイム中はもちろん、日頃から日焼け止めを塗ったり帽子をかぶったりなど対策しておくことが大切です。

またゴマージュやピーリングなど、ターンオーバーを早める可能性のあるスキンケアは施術前後の1カ月は避けるようにしてください。



まとめ

アートメイクを長持ちさせるには、ターンオーバーを促進させないこと、そして施術部位を保護することが大切です。ダウンタイム中は激しい運動やサウナなど代謝を上げてしまうことは避けましょう。施術部位に紫外線が当たらないよう対策をし、ゴマージュやピーリングなどを避けることも重要です。

ここでご紹介した3つのコツを実践するだけで、アートメイクの持ちは大きく変わります。ぜひこれらを実践して、アートメイクをキレイな状態でキープしてくださいね。

この記事を書いた人
アメディア編集部
アメディア編集部 AMEDIAR EDITORIAL Dep.
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