ARTICLE コラム
57さらに美しく仕上がる?アートメイク×美容医療について
皮膚内に色素を入れることで顔を彩る「取れにくいメイク」であるアートメイク。汗や水では落ちずに、プロ仕様のメイクが中長期的に続けられるので、現代のおしゃれのひとつとして注目されています。
アートメイクは医療行為であるため、施術は美容クリニックなどで行われます。美容クリニックでは、美肌治療やプチ整形などの美容医療も提案しているため、アートメイクと併せて施術することも可能です。今回はアートメイクと美容医療を同時に受ける組み合わせ事例や、メリットについて解説します。
アートメイクと美容医療、同時にできる?
・アートメイクとは?
アートメイクとは、皮膚のごく浅いところに小さな穴をあけ、インク(色素)を注入することで完成させる「落ちない」メイクです。施術箇所は眉・リップライン・アイラインなどで、数年単位で「プロが行ったメイク」を保てます。
美容感度の高い方からはもちろん、最近では一般の女性に広まりつつあります。
・アートメイクと美容医療、同時にできる?
美容医療とは、二重まぶたや脂肪吸引、リフトアップ治療などの美容整形外科、シミ治療、小ジワ改善治療、ヒアルロン酸注入などの美容皮膚科、デトックスや点滴治療などの美容内科などの医療の総称です。
美容効果の高い美容医療をアートメイクと組み合わせると、より理想のお顔に近づくことができると言えるでしょう。
「同時に施術できるのか」に関しては、クリニックに問い合わせると安心です。アートメイクは施術後ダウンタイムが発生し、人によっては腫れや痛みが出ます。そのような皮膚が繊細な時に、重ねて美容医療を行うのはおすすめできません。
アートメイクと美容医療は、「期間をどのくらいあけると施術可能なのか」「施術場所が離れているから同時に可能なのか」などをクリニック側によく聞いて、事前に無理のない計画を立てましょう。
アートメイク×美容医療の組み合わせ事例
・眉アートメイク×眉下切開
眉下切開とは、目元そのものの印象は変えずにまぶたのたるみを減らしたり、二重幅を広げたりする手術です。
年齢を重ねると、上まぶたは垂れ下がり、眉もつられて眉尻が下がるようになります。せっかくアートメイクできれいな眉の形になっても、まぶたの重みで老けた印象のままだともったいないですよね。そのような場合には、眉下切開と合わせて眉アートメイクを行うことで、若々しい目元が目指せます。
・アートメイク×ダーマペン
ダーマペンとは、微細な針で肌を刺し、美容液などを流し込む美容医療。肌の再生を促して、肌本来の若々しさを取り戻す目的の治療です。
アートメイクと同時に、素肌も若々しくしたいという方には、アートメイクとダーマペンを組み合わせた施術がおすすめです。
・リップアートメイク×ヒアルロン酸注入
常に艶やかな唇に見せるリップアートメイク。アートメイクだけでもリップラインに立体感を持たせられますが、よりふっくらとボリュームを出したいのであれば、唇にヒアルロン酸を注入するという手法もあります。
・眉アートメイク×ボトックス注射
眉アートメイクをして若々しい顔立ちを手に入れても、眉間や目尻のシワが目立つと老けた印象がぬぐえません。ボトックス注射は表情筋を緩めてシワを取る治療です。組み合わせて施術すると、小ジワが薄くなり、若々しい顔立ちが目指せます。
アートメイクに美容医療を取り入れてより美しく
アートメイクと美容医療を組み合わせる提案を行っている美容クリニックは、近年増加傾向にあります。
詳しい治療はクリニックのホームページなどでチェックできますので、気になった方はぜひチェックしてみてください。