ARTICLE コラム
51アートメイクを受ける前にしてはいけないことは?
眉やアイラインなどに施すアートメイク。メイクの手間が省けて、素顔でも顔が整うと人気の施術です。
アートメイクを受ける前は何に気をつけて、どんな準備をしたらいいのか、初めてだと分からないことも多いですよね。
このコラムでは、アートメイクを受ける前の注意点を理由とともに解説します。まつ毛エクステ、他の美容施術を行っている方は要チェック! ぜひ参考にしてください。
アートメイクとは
アートメイクとは眉やアイラインなどの部位に微細な穴を開け、インク(色素)を注入して落ちないメイクを施す施術です。
施術には十分な配慮がされていますが、皮膚に傷をつくるため、どうしても肌にダメージが生じます。そういった負担を増大させないためにも、してはいけないことの予備知識が必要です。
アートメイク前にしてはいけないこと
アートメイク前にしてはいけないことを部位別に紹介します。
(1)眉
眉毛は事前に剃ったり、抜いたり、ブリーチしたりせず、そのままの状態でクリニックに行きましょう。眉毛の本来の位置や生え方を確認しながらデザインを考えてもらえるため、仕上がりも自然になります。
(2)アイライン
・アイメイク
アイメイク(マスカラやアイライン等)は施術前にクレンジングで落とさないといけないため、当日のメイクはしないほうがスムーズです。
・まつ毛エクステ
まつ毛エクステがついているとアイラインのアートメイクは受けられません。エクステをつけるのであれば、アートメイクの施術後に時間を空けて行いましょう。
(3)その他の美容治療
アートメイク直前の美容医療はNGです。どのくらい期間を空けるといいか種類ごとに紹介します。
・レーザー治療、光治療
術後の肌ダメージが残るだけでなく、ターンオーバーにも影響が生じて、インクの定着を妨げるため、2週間は空けるようにしましょう。
・ヒアルロン酸、ボトックス注射
顔の輪郭、眉や目元、唇など表情に変化が生じる施術は、アートメイクのデザイン崩れを招くおそれがあるため、1カ月は空けてください。
・美容整形
二重整形や鼻など切開を伴う整形はダウンタイムに時間がかかるため、3カ月は空けた方がいいでしょう。
二重整形とアイラインアートメイクの両方を受けたい場合は、二重整形→アイライン(二重整形の腫れが引いてから)の順番で受けると、目とアートメイクのバランスが整いやすいです。
・ピーリング
肌のターンオーバーを早める施術なので、直後にアートメイクを行うと注入したインク(色素)が抜けやすくなります。1カ月は空けて施術を受けることをおすすめします。
アートメイク前に準備したほうが良いこと
・全部位共通の準備
施術後にかぶる帽子、サングラス、顔まわりのフェイスカバーなど紫外線よけのアイテムは、インク(色素)の変色や肌の刺激を防ぐために必要です。夏場はとくに万全な対策を。
・アイラインアートメイクを受ける際の準備
コンタクトの人は、施術時にははずさなければならないため、メガネを持参しましょう。施術直後もコンタクトを入れずに、メガネで過ごす方が衛生面で安心です。
まとめ
アートメイクの施術前は極力肌の負担を避けて、万全な状態で受けることができるようにしておきましょう。
当日の肌状態や体調によっては施術を受けられないこともあるので、特に影響が生じやすい美容医療は時期を考えて受けると良いでしょう。
このほかにも気になることがあれば、事前にクリニックに確認してみてくださいね。