ARTICLE コラム
53アートメイク後の自眉のお手入れについて
「メイクが楽になった」「すっぴんでも顔の印象が上がる」と、受けた人に好評の眉アートメイク。でも眉アートメイクを受けた後はどんなメンテナンスをすればいいのか疑問に思うことはありませんか?
アートメイク後に生えてきた自眉のお手入れはどんな風にするのか、どのくらいのペースでするべきなのか、事前に知りたいと思う方も多いのでは?
このコラムでは、眉アートメイクを受けた後の、自眉のお手入れを紹介します。施術前にチェックしてみてください。
眉アートメイクとは
眉のアートメイクとは皮膚に小さな穴をあけ、そこにインク(色素)を注入して本物の眉毛が生えているように見せる施術のこと。眉毛の流れを描く技術と、パウダーを乗せたかようなグラデーションを施す技術で、本物そっくりで形の整った眉に仕上がります。個人差はありますが、一度入れると通常1〜2年はキレイな眉が維持できます。
皮膚のターンオーバーに伴って色素がだんだん抜けて自然に色が薄くなっていくので、キープするためには数年ごとにリタッチ(再施術)が必要になります。
眉アートメイク後のお手入れ
眉アートメイク施術後にも眉毛は生えてきますので、眉毛のお手入れは必要です。
自眉のお手入れに使うのは眉バサミと毛抜きになります。頻度は人によりますが、3日〜1週間に1回程度、伸びてきた眉毛をカットして、施術以外の部位の毛は毛抜きで抜いて周囲と馴染ませるといいでしょう。
一方、使ってはいけないのはカミソリやシェーバーです。肌に穴を空けるため、アートメイクの施術部位はデリケートになっていますので、これらを使用すると、さらに肌を傷つけてしまう可能性があります。特に施術直後は炎症や化膿などが起きる可能性があり、さらに皮膚がダメージや傷から回復しようと通常よりもターンオーバーの周期が早まっているため、カミソリやシェーバーを使用するとアートメイクの持ちが悪くなってしまいます。
眉毛がなくてもアートメイクは受けられる
もともと眉毛が薄い、以前に毛抜きで眉毛を抜きすぎて生えてこなくなった部分がある方も、アートメイクを受けるのに問題はありません。
眉毛がない、ほとんどない方には、パウダーグラデーションなどで立体感のあるアートメイクを施すと、立体的な印象になります。自然な眉に見えるように、カウンセリング時によく相談しながら決めていきましょう。
また、がん治療の影響で眉毛が抜けてしまった方の施術を行うクリニックもあります。この場合は、主治医の許可と施術を受けるクリニックの判断に委ねられていますので、事前によくご確認ください。
まとめ
眉アートメイクの施術後は、眉バサミや毛抜きでササッとお手入れするだけで美しい眉がキープできます。
また、眉のアートメイクは眉毛が薄くても、生えていない部分があっても施術を受けられます。中には、思い通りの形にするために眉毛を全部剃って来る方もいますが、仕上がりが不自然になる可能性があることや、カウンセリング時に眉の生え方やクセなどが確認しづらくなるため、自然に生えている状態のまま受診されることをおすすめします。