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眉の黄金バランスとは?

忙しい朝、メイクをしていると「眉の形が決まらない!」と焦ることはないですか? 眉は顔の印象を左右する大事なポイントであるため、こだわりたいですよね。

デザインされた眉アートメイクを施すと、毎朝のメイクが楽になり、顔のバランスが整いやすくなります。眉アートメイクは、その人が最も似合う「黄金比バランス」をベースに形作られています。

今回のコラムでは、この眉の黄金比について解説します。

眉アートメイクとは?

アートメイクとは、皮膚の浅い部分に医療用の針などで穴をあけて、インク(色素)を入れる医療行為です。眉やリップラインの施術が人気を集めており、汗や水に強く「落ちにくいメイク」として人気を集めています。


眉アートメイクは、昔からある美容技術ですが、以前はべたっとした仕上がりで不自然さが目立っていました。最近では、手彫りの技術や周辺の機器の性能が向上したため、ふわっと立体的に入れることができ、一人ひとりの顔立ちに合わせたデザインが可能です。


アートメイクを施術する看護師はアートメイクアーティストと呼ばれ、顔立ちを魅力的に見せるデザインの知識を豊富に持っています。


眉アートメイクは刺青(タトゥー)と異なり、肌のターンオーバーとともに次第に薄くなりますが、一度施術するとプロのメイクが2〜3年楽しめます。


眉の黄金比について

眉アートメイクを行う前に、知っておきたいのが眉の黄金比です。


この黄金比とは人間が無意識的に「美しい」と思う比率のこと。眉のバランスを整えるうえで、重要なデザインの基準になります。


意識しなくても美しいと思える眉の法則として、

 ・眉全体のバランス…眉山を中心として2:1

 ・眉頭のバランス…鼻の端(小鼻)から眉に向かってラインを引き、延長線上に持ってくる

 ・眉山のバランス…黒目と目尻の1/2

 ・眉尻のバランス…小鼻から目尻に向けてラインを引き、延長線上に持ってくる。かつ眉頭より下げない

などがあります。


これは骨格に合わせた比率なので、「どの部分が何cm」とは一概に言い切れません。顔立ちによって黄金比は人それぞれになります。


黄金比は眉デザインのあくまで“基本”

では、黄金比をしっかり守っていれば誰でも美しい顔立ちになるのでしょうか。


黄金比は確かに眉の形を決めるために重要視されていますが、「どんな状況でも守るべきもの」ではありません。


眉は顔全体のイメージを決定づけるものであるため、

 ・優しい顔になりたい …眉の角度をつけすぎず、平行にする

 ・自然に見せたい …眉の角度を緩やかにする

 ・ゴージャスな顔になりたい …しっかり角度をつけたアーチ状の眉にする

など、希望イメージに合わせてアートメイクアーティスト(看護師)が黄金比をもとに調節します。


さらに表情や筋肉の付き方、左右差なども眉デザインでは考慮されます。したがって「黄金比=自分にあう眉デザイン」か、というと、正解ではありますが、やや誤解のある認識です。


最適な眉デザインは、必ずしも黄金比どおりではない、ということです。



眉アートメイクで理想の自分に

眉の黄金比は、いわばベーシックデザインです。黄金比をもとに個々に最適なデザインが調節されます。


眉アートメイクは2~3年程度持続するため、納得できないまま施術を受けるのはNGです。眉のデザインは施術前にしっかりアートメイクアーティスト(看護師)と相談しておきましょう。



この記事を書いた人
アメディア編集部
アメディア編集部 AMEDIAR EDITORIAL Dep.
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