• ホーム
  • コラム
  • 女性の薄毛に新たな一手。髪が生えているように見せるアートメイク

ARTICLE コラム

43

女性の薄毛に新たな一手。髪が生えているように見せるアートメイク

皮膚に専用機器で穴をあけ、インク(色素)を注入することで完成するアートメイク。アートメイクは眉やリップラインなどに施すものが一般的ですが、一方で医療補助の技術としても活用されています。

今回は薄毛に悩む方におすすめしたい、ヘアラインアートメイクをご紹介します。薄毛対策にはさまざまな治療やケアがありますが、アートメイクという新しい選択肢も知っておきましょう。

女性の薄毛について

男性の薄毛である「男性型脱毛症」を聞いたことがある方は多いかもしれません。「薄毛」というと男性の悩みというイメージを持たれるかもしれませんが、実は女性でも更年期以降に薄毛に悩む方は多くいらっしゃいます。この女性の薄毛は、男性のものと比較して「女性型脱毛症」とも呼ばれているのです。


女性の薄毛は前頭部から始まるものが典型例と言われており、ヘアトップのボリュームがなくなったり、額部分が大きく露出したりと、見た目にも影響が出てしまいます。女性の薄毛は専門治療を行うクリニックなどで投薬を受けたり、生活習慣を見直すことで、改善することもあります。


さらにウィッグなどを使って薄毛を隠すのも治療法のひとつです。


近年では第三の選択肢として、頭皮に施すアートメイクが注目を集めています。



ヘアラインアートメイクとは

アートメイクとは、皮膚のごく浅い部分に小さな穴をあけ色素を注入しメイクを施すものを指します。


アートメイクの特徴としては、

・医療行為である

・皮膚に色素を注入するため長く残る

・ターンオーバーの影響を受けるため次第に色は薄くなる

この3つの点が挙げられます。


よく「刺青(タトゥー)のようなもの」と言われることもありますが、皮膚の深い部分である真皮に色素を注入し半永久的に残る刺青(タトゥー)とは異なり、アートメイクは肌のターンオーバーに伴ってだんだんと色が薄くなるのが特徴です。


最近ではアートメイクと思えない自然な仕上がりになる技術も登場し、美容感度の高い方から人気を集めています。


・ヘアラインアートメイクとは

ヘアラインアートメイクとは、アートメイクで髪の毛を再現する技術です。髪の生え際や頭皮にアートメイクで立体的な毛並みを描くことで、髪の毛と自然になじんで薄毛をカバーできます。


薄毛をカモフラージュするだけでなく、入れ方によっては小顔効果が期待できることも。


ヘアラインアートメイクは薄毛対策のひとつの選択肢であり、手軽にコンプレックス解消に役立ちます。


アートメイクで髪のお悩みも解消できる

アートメイクは活用次第で女性の薄毛の悩みも解消してくれます。ただ、頭皮などに描くものであるため、完全には立体ではなく、限界があることは覚えておきましょう。


また、一度決まった色味でヘアラインアートメイクを入れると、その色がずっと保持されるため、ヘアカラーを変更する場合は違和感が出てしまいます。


このようなデメリットもありますが、薄毛をカモフラージュできる、小顔効果がある、水や汗に強い、などメリットも多くあります。


気になる方はメリット・デメリット両方を理解しうえで、アートメイクを行うクリニックに相談してみてはいかがでしょうか。



この記事を書いた人
アメディア編集部
アメディア編集部 AMEDIAR EDITORIAL Dep.
この記事をシェアする