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アートメイク施術後に気をつけること(アフターケア編)

アートメイクは皮膚に医療用の針で穴を開、インク(色素)を注入する施術です。そのため、術後には傷を回復させるための期間である“ダウンタイム”が必要となってきます。このダウンタイムの過ごし方によっては、せっかく入れた色素が早く落ちてしまったりすることも。

このコラムでは、ダメージを早く回復し色落ちさせない、ダウンタイム過ごし方やアフターケアの方法を解説します。

アートメイクとは

眉やアイライン、リップなどの部位に極細の針で小さな傷をつけ、インク(色素)を入れていく施術です。アートメイクの色素は、2〜3年残るため、素顔でもメイクをした印象になれます。そのため、素顔に自信が持てない方や、時短でメイクを済ませたい方などから支持されています。


その他には、医療補助分野として、抗がん剤治療後で毛が抜けてしまった後の頭皮やまつ毛などを再現したり、乳がん手術後に切除した乳輪・乳頭の再建にも応用されています。



ダウンタイムについて

アートメイクのダウンタイムは1週間〜10日間程度ですが、部位によって少しずつ期間が異なります。

それぞれの部位の術後の経過と期間は以下※のようになります。


※ダウンタイムの期間と症状については、個人差があります。


ダウンタイムは約1週間です。


施術後は赤みが出るのが一般的で、あまり腫れないという方が多い部位です。3〜5日後にかさぶたができて、それが剥がれ終わった頃がダウンタイム終了の目安です。


このかさぶたのせいで眉の色が濃く見える期間がありますが、一時的なものなのでご安心ください。


アイライン

粘膜に近い部位で、皮膚が薄いということもあり、ダウンタイムは眉より少し長めの1週間〜10日間程度になります。


施術1〜2日後は腫れを伴いますが、こちらもその後かさぶたができて、剥がれればダウンタイム終了です。他の部位と比べて、かゆみが出やすい箇所でもあります。


リップ

リップのダウンタイムは約1週間です。


唇も皮膚が薄いため、術後は腫れやすい部位になります。腫れた後はかさぶたができて、それが剥がれたらダウンタイム終了です。眉と同じく、途中でリップの色味が極端に濃く見える時期がありますが、徐々に落ち着いてくるので、焦らずに待ちましょう。



アフターケアについて

アフターケアのポイントを3つ紹介します。これらを意識して、ダウンタイム期間を乗り切りましょう。


冷やす

濡れタオルで冷やすことで、赤みやほてりなどの違和感が軽減されます。


清潔に保つ

施術部位を清潔に保つようにしましょう。拭き取りや無理のない範囲でこまめに洗い、傷が治るまではメイクも避けてください。


しっかり保湿する

乾燥するとかゆみや色素沈着につながるため、クリニックでもらった薬や保湿剤、薬局などで購入できるワセリンなどを塗り、保湿を心がけましょう。



まとめ

痛みやかゆみ、腫れなどを伴うアートメイクのダウンタイム。


目安の期間よりも大幅に治りが遅く、痛みが引かないなどの状態が続くようなら、我慢せずに施術を行ったクリニックに連絡して、処置してもらいましょう。


痒いからと、皮膚をかいたりしてはいけません。キレイな仕上がりを目指すために、冷やす・清潔にする・保湿するといったアフターケアをしっかり行うようにしましょう。



この記事を書いた人
アメディア編集部
アメディア編集部 AMEDIAR EDITORIAL Dep.
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