ARTICLE コラム
39アイラインアートメイクで目ヂカラを上げる
顔の印象を左右するアイメイク。そのため、アイラインには特にこだわりがあるという方は多いのではないでしょうか。
ただ年齢を重ねるごとに「最近どうやってもぱっちりしない」「目ヂカラが下がってきた」という悩みも多く聞かれます。実は加齢とともにまぶたが垂れ下がり、目が小さく見えることもあるのです。
そこで今回は、いつまでも若々しい目元で、目ヂカラを取り戻す「アイラインアートメイク」をご紹介します。
アイラインアートメイクの詳しい解説や、メリットなどをチェックしていきましょう。
加齢とともに目は小さくなる?
若い頃は顔のアップ写真も平気で、メイクもしっかり決まっていたのに、「最近アイメイクがうまくいかない」「目ヂカラが落ちた気がする」と悩むことはないでしょうか。実は、目の大きさの変化には、加齢が影響している場合があります。
・年齢を重ねるとまぶたがたるみ、目が小さくなる
目は顔の印象を左右する部分ですが、目元の皮膚に注目してみると実は非常に薄いことが分かります。
まぶた周辺の皮膚は0.1ミリと言われていますが、対して頬など他の部分は0.6~1mm。まぶた周りの皮膚は特に薄く、常に行うまばたきや乾燥などによってシワになりやすいのです。
さらに、個人差はありますが、加齢によって肌のハリや弾力のもとであるコラーゲン・エラスチンが減少し、たるみが目立つことも。
他にもハードコンタクトレンズの装着や、パソコン・スマホを見続けることによる眼精疲労も、まぶたのたるみに影響すると言われています。
日々気を付けているつもりでも、月日を重ねると目元の老化は目立ってくるもの。ただ、この目ヂカラが下がった状態は「アイラインアートメイク」で改善できることもあります。
アイラインアートメイクとは?
アイラインアートメイクとは、目元に施すアートメイクのことです。まぶたの縁(まつげが生えそろっているライン)にインク(色素)を注入し、アイラインを常に引いた状態を保てます。
アイラインアートメイクは、ほかのアートメイクと同様に医療行為です。施術は、医師免許もしくは看護師資格を所有する医療従事者が行うため、美容クリニックなどで受けることができます。
・アイラインアートメイクの平均的な持続期間
アイラインアートメイクは、個人差や扱い方にもよりますが、1~3年間継続できます。皮膚のごく浅い部分に色素を注入するため、常に濃く残るわけではなく、肌のターンオーバーとともに次第に薄くなっていきます。
・アイラインアートメイクは痛い?
特に薄い皮膚へのアートメイクなので、気になるのは施術時の痛みではないでしょうか。
ですが、アートメイク中に感じる痛みは人それぞれ。一概にアイラインアートメイクが特に痛いとは言い切れません。
ただ、多くのクリニックではクリームなどで麻酔を行い、痛みを最小限にして施術しています。あまりにも痛みが強ければ中断もできるため、事前にアートメイクアーティスト(看護師)に相談した上で受けると良いでしょう。
施術後にはダウンタイムが生じます。ダウンタイム中は目元の乾燥が起こりやすく、人によっては腫れたり、かさぶたができることもあります。肌が敏感になっているため、紫外線や強い刺激を与えることは避け、痛みや腫れなどの症状が続くようなら、クリニックで薬を処方してもらえます。
・アイラインアートメイクのメリット
①アイメイクの時間が短縮できる
②目が大きく見えて、目ヂカラアップを目指せる
③汗や水で濡れてもアイメイクラインが崩れない
加齢によってまぶたが垂れてくると、まず「アイラインの引きにくさ」を感じます。まぶたが厚くなり目元が隠れてしまうのが原因のひとつですが、アイメイクがしにくいとメイク時間も大幅に増えてしまいます。
アイラインアートメイクなら、すでにラインが完成しているためメイク時間の短縮にもつながります。さらに、メイク崩れを気にすることなく生活できるため、常に“メイクしたて”の目ヂカラが持続できるのも嬉しいポイントです。
また、キレイなアイラインを引くのには技術も必要です。ご自身でメイクすると「今日はいまいちアイメイクが決まらなかった」ということもあるかもしれませんが、アイラインアートメイクなら、プロのアートメイクアーティストが施したメイクがずっと続きます。毎日自分の「お気に入りメイク」を楽しめるのもメリットのひとつでしょう。
いつまでも理想の目元に!アイラインアートメイクで自分だけのおしゃれを
アイラインアートメイクをすれば、落ちてしまった目ヂカラの解消を目指せます。
特に、40代以降の目元の変化が気になる世代の方に、アイラインアートメイクはおすすめです。
ただし、アイラインアートメイクにも、他の施術と同じようにリスクがあります。十分に理解した上で受けることをおすすめします。