ARTICLE コラム
33小顔効果も期待できるヘアラインアートメイク
アートメイクといえば、眉やアイラインなどファッション的なイメージが強いですよね。実はその通りで、メイクの一環として取り入れる方が大多数です。
しかし、使い方によってアートメイクはコンプレックスを解消する手助けにもなります。その一つが今回ご紹介する「ヘアラインアートメイク」。
ヘアラインアートメイクって? どんな効果が得られるの? と疑問に思う方に向けて、今回はヘアラインアートメイクを詳しく解説します。気になる方はぜひチェックしてみてください。
ヘアラインアートメイクとは
ヘアラインアートメイクとは、髪の生え際に施すアートメイクのことです。額にメイクラインを作り、まるで髪が生えているように見えます。
端的に言うと額に髪の毛を描いて生えているように見せている技術で、実際に髪をはやしているわけではないので、立体感はありません。しかし、最近のアートメイクでは、色素の色味調節や手彫り技術によって、「まるで髪の毛が生えているような」立体感と自然さを再現することができるのです。
ヘアラインアートメイクは、
・抜け毛によって薄くなった生え際をカバーする
・額の面積を少なくすることで小顔効果が期待できる
・アップヘアーなどヘアスタイルを選ばずおしゃれが楽しめる
などの目的のために使われます。
男性・女性問わず施術が可能なので、さまざまな方の「顔が大きい」「薄毛に悩んでいる」といったコンプレックスを解消できるのです。
ヘアラインアートメイクは、どのように施術する?
ヘアラインアートメイクの施術方法は、通常のアートメイクと変わりません。
ヘアラインを入れる部分を決めて、額の皮膚のごく浅いところに小さな穴をあけ、色素を注入します。アートメイクと同じようにダウンタイムもあり、およそ1週間程度は針で穴をあけた箇所が乾燥しないよう、保湿ケアをして擦らないよう注意する必要があります。
一点注意しておきたいのは、同じ色味が数年続くことです。ヘアラインアートメイクを施した後の数年間に、ヘアカラーを変える方も多いと思いますが、ヘアカラーを変更しても、ヘアラインアートメイク部分は注入した色素が反映されるため、浮いて目立ってしまうこともあります。違和感が出ないよう、ヘアカラーの変更には気を付ける必要があります。
どのアートメイクにも言えますが、額の皮膚ターンオーバーとともにヘアラインアートメイクも約1~3年かけて徐々に薄くなります。この経年による変化も加味し、ヘアスタイルを調節するとよいでしょう。
ヘアラインアートメイクのメリット
ヘアラインアートメイクにはさまざまなメリットがあります。もちろんファッション的な意味合いも強いのですが、特に自分ではどうにもならないコンプレックスを解消できる点が大きなメリットです。
◆薄毛に悩んでいる方には…
生え際が後退し前髪が薄くなっている方も、ヘアラインアートメイクで髪が生えているような印象になれます。薄毛に悩む方に植毛や発毛治療がありますが、ヘアラインアートメイクの方が比較的安価で、コストパフォーマンスがよいのもメリットのひとつでしょう。
また、増毛治療は時間が必要ですが、ヘアラインアートメイクだと施術後すぐに視覚的効果が得られるのも嬉しいポイントです。
◆ファッション目的の方には…
大きな額がコンプレックスの方は、これまでヘアスタイルを工夫したりいくつかのヘアスタイルを諦めたりしていましたよね。ヘアラインアートメイクなら生え際を描くことで額を狭くできて、小顔効果が得られます。
また、生え際がキレイにそろうためアップスタイルに強いのもメリットです。これまで以上にヘアスタイルによるおしゃれを楽しめます。
まとめ
ヘアラインアートメイクは、汗やシャンプーでは落ちません。安心できる反面で、ヘアカラーを変えることによっては不自然に見えるケースも考えられます。
より満足できるヘアラインアートメイクにするには、カラーの検討は十分に行いましょう。事前にアートメイクアーティスト(看護師)に相談するのも良い方法です。
自分に合うヘアラインアートメイクを見つけて、おしゃれやコンプレックス解消に役立ててくださいね。