ARTICLE コラム
26アートメイクアーティスト(看護師)の給料相場は?
今話題の「落ちにくいメイク」であるアートメイク。施術には医師免許・看護師免許が必要で、アートメイクアーティストは医師や看護師が行う仕事とされています。
そこで気になるのが給与相場ではないでしょうか? アートメイクアーティスト(看護師)になりたいけれども、「給料がどの程度かわからないから、始めるには勇気がいる」という方もいるかもしれません。
そこで今回は、アートメイクアーティスト(看護師)がどの程度稼げるのかを解説します。これから目指す方はぜひ参考にしてください。
アートメイクアーティスト(看護師)とは
アートメイクアーティスト(看護師)とは、アートメイクを施術する人です。アートメイクとは、専用の機械や医療用の針で皮膚に小さな穴をあけ、色素を注入することで完成します。
皮膚のごく浅いところに穴をあけますが、少なからず皮膚にダメージを与え施術することから、医療知識が必要となります。そこで、近年日本ではアートメイクは「医療行為」とされています。
したがって、アートメイクアーティスト(看護師)は医療資格を持っている医師や看護師、准看護師などに限られます。
ただ、病院に勤務する看護師と違って「メイクを施す」ため、メイクスキルやデザインセンスも必要とされます。さらに患者一人ひとりに合わせたデザイン提案もするので、提案力やコミュニケーション能力も求められます。
アートメイクアーティスト(看護師)の給料相場
アートメイクアーティストの給料相場を調べてみたところ、以下のような給与が平均です。
・月収35万円~
・年収450万円~
アートメイクアーティスト(看護師)は正看護師だけでなく准看護師も目指せますが、准看護師である場合は、この相場より低い給与になります。
病院勤務の看護師と比べるとほぼ差はありませんが、勤めるクリニックによって指名料やインセンティブが支給されます。場合によっては、病院勤務よりも自由な働き方ができて、高い給与を手にすることも可能です。
キャリアを積めば技術手当が出るクリニックもあり、実力が直接給料に反映されるのは看護師にとってモチベーションを保てるポイントでしょう。
アートメイクアーティスト(看護師)になるには
ここからはアートメイクアーティスト(看護師)になるにはどうすればよいか、解説します。
◆アートメイクアーティスト(看護師)になるには資格が必要
冒頭でもお伝えしたように、アートメイクは医療行為であるため医師免許・看護師免許・准看護師免許のいずれかが必要です。さらにクリニックには医師免許を持った常駐医師が必要で、その医師の指導・指示のもとで看護師であるアートメイクアーティストが施術を行う場合がほとんどです。
◆専門学校に加えてアートメイクスクールに通う人がほとんど
看護学校や大学に通って看護師免許を取得する必要がありますが、加えてアートメイクアーティスト(看護師)になるためには「アートメイクスクール」に通う人がほとんどです。
アートメイクスクールとは、アートメイクの専門知識や施術方法を学べる場所になります。専用の施設として運営されているケースもあれば、有名なクリニックが開校しているケースもあります。
通常の学校と違って、アートメイクスクールは働きながらスキルを身に着けられます。「今すぐ転職したいわけではないが、いずれアートメイクアーティスト(看護師)を目指してみたい」という方も受講しやすいため、気になる方はぜひチェックしてみてください。
まとめ
アートメイクアーティスト(看護師)は資格職。そのため、給料も一般職と比較して高額になります。さらにスキルアップをすれば、クリニックによっては指名料金やインセンティブが支給されるので、より高収入を目指せるでしょう。
看護師資格を持っていて、おしゃれや美容に興味のある方、病院など施設にとらわれず自分のスキルを活かして働きたい方におすすめの職業です。
働きながらでもスキルを身に着けることのできるスクールやクリニックもあるため、やりたい!と思われる方は、自分に合ったところを探してみてはいかがでしょうか。