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アートメイクをするのにいい時期とは?

忙しい毎日のメイクタイムを大幅に短縮してくれるアートメイク。試してみたいと思う方も多いかもしれませんが、実はアートメイクをするのに適した時期や、おすすめできる時期があることはご存じですか?
今回はアートメイクとは何か、アートメイクをするのにいい時期とその理由を解説します。
アートメイクをこれから始める方は、施術の前に適した時期をチェックしておきましょう。

アートメイクとは?

まずは、アートメイクとは何かを解説します。


◆皮膚に色素を入れてメイクする医療行為

アートメイクは眉毛やリップ、アイラインなどの皮膚に細い針を使い小さな穴をあけ、薬剤を入れて色素を注入するものです。


皮膚に穴をあけて肌に色を付けることから、「刺青」をイメージする方もいるかもしれません。


刺青とアートメイクの違いは二つあります。ひとつは、ずっと消えない刺青と異なりアートメイクは徐々に色素は薄くなり、消えることです。もうひとつは、アートメイクは医療行為であるため医療と連携が取れたクリニックに限り施術が可能であること。免許を持っておらず、医師のいないアートメイククリニックでは施術できないため、注意が必要です。


◆アートメイクの「ダウンタイム」

アートメイク施術後は、色素を注入した箇所が腫れたり、カサブタができたり、赤みが出たりします。こうしたアートメイクが落ち着くまでの時間を「ダウンタイム」といい、この間に肌トラブルに悩まされる方も少なくありません。また、ダウンタイム中はメイクができないため「化粧で赤みや腫れを隠す」のもできないのです。


ダウンタイムの諸症状は時間経過とともに消えたり、クリニックで処方してもらった薬で症状改善ができたりしますが、できるなら少なく済ませたいですよね。ダウンタイム中の症状をある程度抑えるためには、アートメイクを受ける時期を選ぶことをおすすめします。


アートメイクをするのにいい時期

アートメイクをするのにいい時期は、部位や受ける方のコンディションによって異なります。自分に適した時期を知り、アートメイクの施術日を決めましょう。


◆冬~春は眉毛の施術におすすめ

眉毛のアートメイクは季節を問わず施術可能です。ただ、先ほども説明したようにダウンタイム中はメイクができません。


夏場の眉メイクは汗ばむために取れやすく、化粧崩れも気になりますよね。汗ばむ季節がくる前に眉毛のアートメイクをしておくと、お手入れなしでキレイな眉をキープできます。


ただ、夏以外の季節でも気を付けたいのが紫外線です。眉毛のアートメイク施術後は帽子やサングラスなどで紫外線を防ぎ、できる限り浴びないようにしましょう。


◆春~秋は保湿しやすいためリップアートメイクにおすすめ

顔の中でも特に薄い皮膚に施すリップアートメイク。


冬場はアートメイクをしなくても、唇の乾燥に悩む方は多いです。アートメイクのダウンタイム中も、乾燥に注意しましょう。リップは乾燥でひび割れを起こすこともあるため、リップクリームなどで保湿が必須です。


真冬のリップアートメイクだと、ケアに気遣う必要も出てくるでしょう。このため、比較的乾燥が気にならない春から秋にかけての施術がおすすめです。


◆季節性アレルギー持ちの方はピーク前に

季節性アレルギーを持つ方は、そのピークがくる前にアートメイクの施術を済ませておきましょう。


なぜなら、かゆみが出た場合などにこすってしまうと、施術直後のダウンタイムでは腫れてしまうからです。特にアイラインの施術では目をこすってダメージを与えてしまうことも少なくありません。


アイラインに限らずどの部位でも、季節性のアレルギーを持つ方は、アレルギーのシーズン前や落ち着いている季節に施術を行いましょう。



アートメイクはいい時期を選んで受けると安心

一般的にも広まっているアートメイクですが、施術方法やダウンタイムが心配に思う方も多いですよね。しかし、アートメイクとはどのようなものか、アートメイクのダウンタイムが過ごしやすい時期を知っておくと安心です。


自分にとって適した時期に、アートメイクを受けてくださいね。



この記事を書いた人
アメディア編集部
アメディア編集部 AMEDIAR EDITORIAL Dep.
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