ARTICLE コラム
11アートメイク施術前後に気を付けることは?
アートメイクを受けるのなら、施術前後に気を付けることも知っておきたいところです。
ご自身の体質の確認をはじめ、術後の腫れやダウンタイムについても理解しておくことで、アートメイクを受ける際のスケジュールも組みやすくなります。
今回は、アートメイク前後に気を付けることや、腫れやダウンタイムについてご紹介します。施術をした後にお化粧はいつからしてもいいのか、どのように過ごすことがベストなのかなどもお伝えしますので、受ける際の参考にしてくださいね。
アートメイク前後に注意すること
自分のアレルギーを確認する
アートメイクを行う前に最も気をつけることは、アレルギーの有無を確認することです。
皮膚に注入するインクの中には、微量の金属が含まれています。そのため金属アレルギーを持っている人は注意が必要です。
クリニックによっては事前にパッチテストを受けることができるので、金属アレルギーがあることを伝えて相談してみましょう。
またアトピーやケロイド体質の人、皮膚疾患や感染症の人は、施術が受けられない場合があるため、カウンセリング時には必ず申告してください。
美容関連の施術後は注意が必要
他の美容施術を受けている場合、アートメイクが受けられないこともあります。
アートメイクは皮膚に針を刺す施術ですので、施術箇所の皮膚は健康な状態でなければいけません。例えば整形手術をして間もない状態や、眉ブリーチ、脱毛などを行って肌が回復しきっていない状態では、アートメイクでトラブルを引き起こす可能性があります。
また、ピーリングをした肌にアートメイクを施すと、皮膚の新陳代謝が高まっている状態であるため、色素が抜けやすくなります。ピーリング直後のアートメイクは避けたほうが良いでしょう。
日焼けを避ける
紫外線を浴びて日焼けをしてしまうと、肌が自然に傷ついた細胞を排出しようとします。
皮膚の新陳代謝が高まっている状態であるため、ピーリングと同じく色素が抜けやすくなります。
また、紫外線による肌ダメージが残ったままでは、のちのち炎症などの肌トラブルを引き起こしかねません。
アートメイク前の肌は紫外線にあてず、健康な状態にしておきましょう。
術後には、アルコールやサウナを我慢
アルコールやサウナも血流を良くするため、ピーリングや日焼けと同様に皮膚の新陳代謝が促進されます。
アートメイク術前・術後は、しばらく我慢したほうが良いでしょう。
施術当日は洗顔もNG
アートメイクの施術当日は傷が塞がっていないため、洗顔をすることができません。いつもの習慣で、洗顔をしてしまわないように気を付けましょう。
また、バスタブに浸かる行為は、体が温まり代謝が上がってしまうので、色素が排出されやすくなります。施術当日はシャワー浴で、施術した箇所が水に濡れないように注意して体を洗ってくださいね。
腫れやダウンタイムについて
術後の1週間程度は清潔に
施術後の約1週間は、細かい傷がまだ塞がっていない状態のため、傷口から雑菌が入ってしまうとトラブルを引き起こします。そのため清潔に保つことが重要です。
施術から2〜3日経つと、傷口にカサブタができます。その際に皮膚が突つっぱったり、痒くなることがありますが、掻いてしまうと出血したり、色素が抜けてしまうことがあります。また
雑菌が入って化膿してしまうケースもあるので、意識して施術部位に触らないようにしましょう。
翌日に腫れる人が多い
ダウンタイムと呼ばれる期間の中でも、翌日が最も腫れます。
眉やフェイスラインなどは、眉毛や髪の毛で隠れてあまり目立ちませんが、アイラインやリップなどの皮膚が柔らかい箇所は、腫れが大きく目立ちやすくなります。
クリニックでは施術直後にアイシングを行い、肌の鎮静を図りますが、自宅に帰ってからも冷たいタオルなどで押さえることで、腫れを抑えることが出来ます。
また、リップアートメイクは刺激によりヘルペスを発症しやすくなるので、クリニックでもらえる処方薬は必ず服用してください。
術後のお化粧について
1週間はメイクをしない方が良い
クリニックによっては当日からお化粧をしても良いといわれるところもありますが、肌に刺激を受けているため、術後1週間程度はメイクをしないほうが無難です。
施術箇所以外のメイクは、オフ時に注意
施術箇所以外のメイクを洗顔やクレンジングで落とす際には、施術箇所に洗顔料や水がかからないよう注意が必要です。
注意事項をきちんと確認しよう
アートメイクを受ける際に、クリニックから術前術後の注意点を説明されます。
肌トラブルをおこさないよう、またアートメイクの仕上がりが損なわれないように、しっかりと注意事項を確認して、守るようにしてくださいね。